こんばんは。防災アドバイザーの小野です。
久しぶりのブログ更新ですね…
さて、今回は、1月15日(日)に行った『青空防災教室』の模様を御伝えしようと思います!
この度、西東京市内にある上向台(かみむこうだい)小学校で行われた「どんど焼き」の実行委員会から御依頼をいただき、どんど焼き会場内にて、『青空防災教室』を開催いたしました。
どんど焼きとは、お正月飾りをお焚き上げして、一年間の無病息災を祈る行事ですね。
しかし、今年は、単にどんど焼きを実施するだけでなく、どんど焼きを開催することにより、地域住民が更に顔見知りになり、それが地域防災へと発展してほしい、という願いがあったそうです。
そこで、私に声がかかり、住民に防災指導をしてほしい、という御依頼をいただいたわけです。
今回は、消火器の使い方を御願いされました。
と言っても、消火器の指導は、消防署があちこちでやっています。
ですが、あえてこのテーマで御依頼をいただいたわけですし、”教育学部卒業”で、なおかつ”防災のプロ”であることを強みとして売り出しているわけですから、消防署の都民指導とは違う角度からやってみました。
話をしながら感じたのは、今まで何度か消火器訓練をやったことのある人でも、消火器の使い方をテンポ良く言える人はあまりいないということです。
なぜ、消火器の使い方を訓練するのか…?
それは、もちろん、火災が発生した時に、速やかに初期消火を行い、被害を最小限に食い止めるためです。
それなのに、最も身近で、最も簡単な消火器具である”消火器”を、ササっと使いこなせなければ、被害が拡大してしまいます。
たまたまなのかもしれませんが、もっと定着度を上げていかなければ、大規模地震が発生した際、これだけ建物が密集している西東京市では、火災に立ち向かえません。
そこで、消火器の使い方を、「合言葉」を用いてお話しました。
すると、会場内のあちこちでその合言葉をつぶやきながら歩き回る子供達や、何度もブースに来る子供達がたくさんいました。
途中から人が絶え間なく来てしまい、細かな集計ができなかったのですが、おおよそ200人以上はブースに寄ってくださったのではないかと思います。
一人で、独自の方法で消火器を指導したのは初めてだったので、合格点以上の取り組みはできたと思いますが、予想以上の人が押し寄せてしまったので、途中は裁くことで手一杯になってしまった時間帯もありました。
再度、今回の指導を振り返り、改善をしたのち、またどこかで消火器指導も一つのネタとして実施していきたいと思います!
防災アドバイザー 小野修平