「防災は社会を明るくする!」
 ”災害”は、生活の全てに影響を及ぼします。
 ”防災”は、それらの影響を防ぎ、軽減するために行う営みです。
 つまり、”防災”は、生活の全てに対して行います。
 発想を変えれば、”防災”は生活の全てを豊かに、そして、明るくするチャンスを持っているということです。

2015年10月6日火曜日

企業防災は、「三本柱」のバランスが大切です!



こんばんは。防災アドバイザーの小野修平です。


本日は、私の専門分野の一つである「企業防災」のお話です。


「企業防災」とはその名の通り、企業における防災活動ですが、
大きな三つの柱があり、これらのバランスが重要なのです。 


「企業防災」の三本柱とは、

1)初動対応
2)事業継続
3)復旧復興

です。


そして、住宅などの建築物で例えるとわかるように、
この三本柱で「企業防災」が成り立っております。


この柱で支えられている建物(=会社)の中には、
貴方の会社で大切な社員やその家族、取引先、
設備や備品、製品、資金、情報、ノウハウ、社会的信用などなど、
多くの資源(人・物・金・情報)が詰まっているわけです。


一方で、貴方の建物(=会社)は内外から様々なリスクによって、
常に危険に晒されているわけです。


しかし、その建物(=会社)が、

①いずれかの柱が無い。[=対策をしていない]
②いずれかの柱の強度が弱い。[=対策が不十分]
③いずれかの柱の材質が異なる。[=対策が自社に合っていない]

といった状況ではどうなってしまうでしょうか?


答えは、「建物の倒壊」=「会社の倒産」ですよね。


ですが、現状を見てみると、多くの企業が、①〜③のいずれかに
当てはまってしまっているのです。


ますますリスクに晒されていくこの先の将来を考えると、
経営者にとっても、社員にとっても、危機的状況ではないでしょうか?


特に、東日本大震災以降、「2)事業継続」が重視されつつある一方、
「1)初動対応」が影を潜めてしまい、また、「3)復旧復興」への注力は
まだまだ弱いのが現状と言えるでしょう。


これは、あの大津波により、多くの企業でサプライチェーンが寸断され、
倒産や苦しい経営を強いられたことにより、企業防災の三本柱のうち、
「2)事業継続」が世間の脚光を浴び始めたからでしょう。


しかし、企業防災のガイドラインや書籍を見ても、三本柱全ての充実を
理解し、実践できるものが少ないのです。


私は、そんな企業様向けに、「会社と社員を元気にする企業防災」 として、
発災時の「1)初動対応」はもちろん、限られた資源を投入した上での
「2)事業継続」と、いち早い「3)復旧復興」を実現するためのマニュアルづくりと
それに伴う社員研修や訓練を実施するお手伝いをいたします!!


※詳しいプログラム内容及びお申込み方法は10月下旬頃に公開いたします。


                               防災アドバイザー 小野修平

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