「防災は社会を明るくする!」
 ”災害”は、生活の全てに影響を及ぼします。
 ”防災”は、それらの影響を防ぎ、軽減するために行う営みです。
 つまり、”防災”は、生活の全てに対して行います。
 発想を変えれば、”防災”は生活の全てを豊かに、そして、明るくするチャンスを持っているということです。

2016年8月6日土曜日

【講演報告】西東京市立けやき小学校防災教室(2日目)「非常食だけに頼らない家庭での備蓄とは~災害時でも美味しく、バランスの良い食事を~」



こんにちは。防災アドバイザーの小野と申します。
本日実施した講演の様子について、ご報告いたします。


8月6日(土)、西東京市立けやき小学校で行われた
施設開放運営協議会地域生涯学習事業主催の
地域住民向け防災教室で講師を務めさせていただきました!


本日のテーマは、
『非常食だけに頼らない家庭での備蓄とは
~災害時でも美味しく、バランスの良い食事を~』
ということで、お話しました。




先週の、家庭におけるトイレ防災対策に引き続き、2回シリーズの
2日目ということで、今回も約40名の参加がありました。


(1日目の様子については、こちらをご覧ください。)


講演中も触れましたが、食事のことだけでも、過去の災害で
同じような問題を毎回繰り返しています。本日の講演の中では、
その中から5つご紹介しましたが、どれも健康状態に影響を及ぼす
重大な問題ばかりです。


では、なぜ、そのような問題を繰り返してしまうのか。


それは、普段の防災対策として、「備蓄の方法」を実践して
いないから。そして、災害発生時に、備蓄してきた物を
生かしながら、「活用の方法」を実践していないから。


しかし、どうしても普段の生活の中で、備蓄をしようと思っても、
管理していくことが難しく、いつの間にか疎かになってしまいます。


それを、いかに私達の生活に組み込むか、それが重要なことです!


そして、上手に備蓄をしてきたとしても、それを生かせなければ、
備蓄を続けてきた意味がありませんから、それを活用する方法も
日頃から理解しておくことが求められるのです。




今日の講演では、平常時の「備蓄の方法」、そして、災害時の
「活用の方法」の二つに分け、絶対に途切れることのない、
備蓄の方法を示すとともに、いざという時に、どのように活用を
していけばいいのか、というヒントをお話させてもらいました。


参加者の皆様が書いてくださった感想も読ませていただきましたが、
「目からうろこ」「具体的でわかりやすい」「これならできそう!」
といった感想をいただき、大変光栄です。




防災対策が大事だということくらい、誰しもわかっています。


ですが、その防災対策を実際に行う上で、どのようにやっていけばいいか、
ということに焦点を当ててお話させていただいたので、皆様に満足して
いただけたようです。


私としても、「ここはもう少し説明に工夫をした方がよかったな…」と
思う箇所があったので、それを改善し、次に繋げていきたいと
考えています。ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。
皆様のご家庭で、うまく備蓄が実践されていくことを願っております。


ジョージ防災研究所代表 防災アドバイザー 小野修平



0 件のコメント:

コメントを投稿