「防災は社会を明るくする!」
 ”災害”は、生活の全てに影響を及ぼします。
 ”防災”は、それらの影響を防ぎ、軽減するために行う営みです。
 つまり、”防災”は、生活の全てに対して行います。
 発想を変えれば、”防災”は生活の全てを豊かに、そして、明るくするチャンスを持っているということです。

2016年7月30日土曜日

【講演報告】西東京市立けやき小学校防災教室(1日目)「家庭での防災対策の基本とトイレ防災~トイレから負の連鎖を起こさないために~」



こんにちは。防災アドバイザーの小野です。


7月30日(土)に、西東京市立けやき小学校で開催された
地域住民向け防災教室にて、講師を務めさせていただきました!


本日のテーマは、
『家庭での防災対策の基本とトイレ防災~トイレから負の連鎖を起こさないために~』
ということでお話させていただき、夏休みの土曜日なのにも関わらず、
地域住民の方が50名ほど参加してくださいました。


この防災教室は2回シリーズですが、今日が1回目であり、
来週8月6日(土)が2回目となります。


今日の第1回目は、「西東京レスキューバード」代表の荘さんが前半を、
後半は私が担当しました。以下に、講演会の様子をご紹介します。


<前半>西東京レスキューバード代表 荘雄一朗氏
『家庭での防災対策の基本とトイレ防災~家庭での防災対策~』


「西東京レスキューバード」とは、西東京市社会福祉協議会主催の
災害ボランティア養成講習会の修了生で結成された自主団体で、
災害時に立ち上げられる「災害ボランティアセンター」の開設・運営を
支援するとともに、日頃から地域での防災活動や各団体との交流を
行っている団体です。


※西東京レスキューバード
→Facebookページは、「こちら」から。
→ブログは、「こちら」から。


私も、レスキューバードさんとは仲良くさせていただき、地元での
地域防災活動について、いつも熱く語り合っております。


そして、レスキューバードさんでは、日頃から防災の学習を進めており、
本日はこれまで学習して来られた内容も含めて、防災対策の全般に
関わる内容について、代表の荘さんからお話がありました。


内容としては、「地震の起こる仕組み」からはじまり、防災対策として、
「家庭での備え」、「地域での備え」を一通りお話され、最後に、
西東京市地域防災計画より、避難所に関することにも触れられて
おりました。





<後半>ジョージ防災研究所代表 小野修平
『家庭での防災対策の基本とトイレ防災~トイレから負の連鎖を起こさないために~』


後半の35分間は、荘さんからのバトンを受け取りまして、
家庭でのトイレ防災対策に焦点を当ててお話しました。


私は、「トイレから始まる負の連鎖」と表現していますが、
災害時にトイレの環境が悪いと、トイレに行きたくなくなり、
食事や水分補給、運動を控えてしまい、それによって
体力や免疫力が低下し、あれよあれよという間に病気になり、
状況によっては亡くなるということが起こります。


ですから、意外と盲点なんですが、実はトイレ防災対策は
家庭での防災の中でかなり重要なことなのです!


というわけで、今日のお話の中では、平常時にどのような
トイレ防災対策が必要で、そして、いざ災害が起こったときに、
それら備えてきたものをどのように活用していくか、ということを
お話しました。








話の詳細は、謝礼をいただいてお話しておりますので、
伏せさせていただきますが、市販品の災害用トイレは
庶民向けではないため、誰でも実践できるトイレ防災として、
独自の視点からの対策をお話させていただいたところ、
会場からは、”笑いあり!うなずきあり!”の楽しい雰囲気で
充実した1日目の講座となりました。


<第2回目は・・・>


来週は、丸々私が話をさせていただきますが、内容としては、
家庭での備蓄、特に食品の備蓄についてのお話をさせて
いただきます。


このテーマでは、先日、立川市の小学校でもお話しましたが、
「具体的に、生活スタイルに合った方法を教えていただき、
これならば実践できそう!」という好評の声もいただいた
内容です。


来週も、誰にでもわかりやすく!をモットーに、頑張りたいと
思います。本日参加された皆様、熱心に聞いていただき、
ありがとうございました!!


(ジョージ防災研究所代表 防災アドバイザー 小野修平)



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