「防災は社会を明るくする!」
 ”災害”は、生活の全てに影響を及ぼします。
 ”防災”は、それらの影響を防ぎ、軽減するために行う営みです。
 つまり、”防災”は、生活の全てに対して行います。
 発想を変えれば、”防災”は生活の全てを豊かに、そして、明るくするチャンスを持っているということです。

2016年3月11日金曜日

東日本大震災の発生から5年。



防災アドバイザーの小野修平です。


今日は、平成28年3月11日。


東日本大震災を引き起こした、
「東北地方太平洋沖地震」の発生から、
今日で5年の月日が経ちました。


まずは、震災で亡くなられた方々に
御冥福を御祈りいたします。


さて、先日、総務省消防庁より、
平成28年3月1日現在の東日本大震災における
被害状況が発表されました。


ちょうど1年前、平成27年3月1日
現在の状況と比較したデータでは、
死者が193名増加したそうです。


これは、「震災関連死」と言われ、災害が発生して
いなければ、”生じえなかった死”とされています。


劣悪な避難生活・被災生活を強いられ、その環境下で
持病が悪化したり、新たに病気に罹ってしまい、
亡くなる方が後を絶ちません。


人的被害について、死者・行方不明者を合わせると、
22010人。これだけの尊い命が失われた中で、
希望を持ちつつも、なかなか進まない復興に
言葉では表せないほどの辛さを抱えていらっしゃる方が
多くいることを考えると、胸が痛みます。


私も、一人の日本人として、東日本大震災を忘れないこと、
そして、今もなお苦しんでいる方が多くいらっしゃることを
胸に刻みながら生活しなければ、と思う次第です。


あわせて、私は防災アドバイザーです。


過去の災害から多くの教訓を学び、それを多くの人に
伝えていく使命があると考えています。


日本は、災害に繋がる、地震や津波、火山の噴火、
台風、竜巻などの”自然現象”が多く発生する国です。


その中で、日頃の備えは欠かせません。


「いつかは災害が起こる」と頭の中でわかっていても、
まさか、「今日起こる」「明日起こる」とは誰も思わない
わけですが、「明日は我が身かもしれない」ということを
伝えるとともに、私が目指す、「無理をしない防災」を
多くの人に伝えていこうと思います。


この記事をお読みの皆様。


今日はテレビ各局で多くの震災報道特番が組まれております。


少しの時間でもいいので、テレビを見て、
この瞬間も苦しみながら、一歩一歩、前へ進んでいる人が
いることを知ってください。


そして、自分の身の回りの防災対策を見直し、
不足している部分については、見直すきっかけにする
1日にしていただきたいと思います。


これから、出来る限りのペースで、こちらのブログも
執筆していきますので、皆様の防災対策の一助になれば
幸いです。ご活用くださいませ。


平成28年3月11日

              防災アドバイザー
              ジョージ防災研究所代表 小野修平



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