こんばんは。防災アドバイザーの小野です。
本日は、西東京市立けやき小学校にて、
講演させていただきました。
けやき小学校では、7月30日と8月6日に
地域住民向け防災講座で、トイレの防災対策と
備蓄について、2回シリーズでお話しましたが、
そのご縁があり、本日、「道徳地区公開講座」にて
お話する機会をいただきました。
「道徳地区公開講座」とは、平成10年から
東京都内の全小中学校で行われており、
学校・家庭・地域が連携して子どもたちの豊かな心を
育むとともに、道徳教育の充実を図ることを目的と
しているものです。
けやき小学校では、今年、「生命の尊重」を全校の
テーマとし、2時間目は各クラスで道徳の授業が行われ、
私は3時間目の時間を使い、お話させていただきました。
通常、他校の道徳地区公開講座というと、講演会は
保護者や地域住民を対象としたものが多いのですが、
今回は私の話を児童にも聞かせたいという校長の
強い要望により、5・6年生の児童も参加してくれました。
けやき小学校は児童数が多いので、190名の児童と、
50名弱の保護者・地域住民の前でお話をしましたが、
私のこれまでのお仕事としては、最多の人数の前で
お話をするので、「緊張するかなぁ」と思ったのですが、
やはり子どもの前に立つのが好きなので、楽しかったです。
さて、何のテーマでお話をしたかというと、『命の大切さと
生き抜く力とは~”釜石の奇跡”はなぜ生まれたのか~』
というテーマです。
2時間目の授業で、命の大切さについての学習は
済ませてあるので、「釜石の奇跡」を題材にして、
子供達が主体的に自分の命を守ったお話を紹介し、
その上で、西東京市で想定される災害の話に展開させ、
そこから、大切な命を守るために必要な姿勢や知識を
身に付けさせました。
45分間という時間でしたが、初めて行ったテーマにしては、
上手くできたかな、と感じています。
けやき小学校では、今後さらに本格的に防災教育に
取り組みたいという意向をお持ちとのことですが、
5・6年生の子供達も防災に興味を持ってくれたようなので、
引き続き、学校の防災力向上に寄与できればと思います!
(ジョージ防災研究所 代表 小野修平)