防災アドバイザーの小野修平です。
本日は、親子防災教室で講師を務めましたので、ご報告いたします!!
今回は、西東京市立上向台(かみむこうだい)小学校の育成会「ひろがり」さんにお招きいただき、ポリ袋を使用したカレーライスづくりを行いました。
(上向台小学校では、1月15日(日)に青空防災教室として消火器使用訓練を実施しました。その日の模様はこちらから。)
まずは、完成写真からどうぞ。
ポリ袋調理とは、半透明のポリ袋に具材を入れ、あとは沸騰したお湯に入れて煮込むだけでできる調理法であり、もちろん災害時にも役立つのですが、最近では節約術として日常的にも注目されつつあります。
今回はカレーライスだったので、1人分でポリ袋を2枚使います。
1枚はごはん用で、お米とお水を入れます。もう1枚はカレー用で、じゃがいも、玉ねぎ、にんじん、ツナ缶、カレールウ、お水を入れます。
これを、沸騰したお湯に入れ、ごはんは約25分、カレーは約30~35分ほどでできます。
子供が17名(未就学児2名、小1が9名、小2が3名、小3が2名、小6が1名)、主催者を含め大人が14名ということで、定員20名で予定していたため、とても大盛況でした!
しかも、子供のほとんどが小学校1~3年生ということで、包丁やピーラーを使った調理に若干の不安がありましたが、作業を細かく分けてやってみたので、ほぼ時間通りの進行ができました。
包丁を初めて使ったお子さんもいましたが、小1くらいでもきちんと教えれば使えるようになることに驚いていました。
「2分の1個」というのもまだ算数で習っていなくても、調理をしながらであれば子供は一瞬で理解してしまいます。
防災講座ってそういう広がりもあるので、やりがいがありますし、教育学部卒業の私としてはとてもワクワクしてしまいます!
さて、西東京市のような人口が多い地域の場合、避難所の取り組みも大事ですが、避難所に行かなくて良いよう、自宅で生活するための”知識”と”技術”と”備え”が大切です。
今回は、家庭で災害を乗り越えるために、”知識”を伝え、”技術”を身に付けさせ、必要な”備え”を気づかせることを重視しながら講座を行いましたが、予想以上の子供達の吸収力に驚かされる一面も。
今日の講座を見学された方から、同じ講座を2か所ほど違う場所でもやってもらいたいというお話もいただきました。
今回のメニューはカレーでしたが、他のメニューや調理法でも、災害時にライフラインが止まった中で生き延びるサバイバル調理術を伝授しますので、ご希望の方はご依頼くださいませ。
ジョージ防災研究所代表 防災アドバイザー 小野修平
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