「防災は社会を明るくする!」
 ”災害”は、生活の全てに影響を及ぼします。
 ”防災”は、それらの影響を防ぎ、軽減するために行う営みです。
 つまり、”防災”は、生活の全てに対して行います。
 発想を変えれば、”防災”は生活の全てを豊かに、そして、明るくするチャンスを持っているということです。

2015年11月4日水曜日

津波が……いち早く○○ところへ避難!



みなさん、こんにちは。
防災アドバイザーの小野修平です!


本日は、Twitter(@jyojibousailabo)で、
「参加型防災○×クイズ」をやってみたのですが、
見事に反応無し……


思わず、苦笑いしてしまいました。


ブログを読んでいる方はそこそこ増えてきているので、
反応があるかな、と思ったのですが、現実は甘くないですね。
これからも地道に頑張らなければ。


まだまだフォロワーさんが少ないので仕方ないという気持ちと
皆様、災害への意識が少し低下しているのかな、と少し危惧
する気持ちが入り混じっておりますが、本題へ戻りましょう。


さて、どのような問題を出したかというと、

【参加型防災○×クイズ】明日は津波防災の日。そこで今日は、津波避難に関する問題を出題!「大きな地震!とにかく海岸や河口から遠いところへ逃げよう!」○だと思う方はリツイートを、×だと思う方はお気に入りを!〆切は今日の15時まで。

でした!


正解は~ 「×」です!!


これを子供達に出題すると、「○」と答えちゃうんです。
「遠くに逃げれば安心…」と思うのでしょうね。


しかし、津波避難の原則は、「高いところへ!」なんです。


そして、もう一つ大事なことは、
「諦めず、全力を尽くす!」ということです。


よくテレビなどで報じられていたので、御存知の方も多いでしょうが、
「釜石の奇跡」で有名になった釜石の子供達は、当初指定されていた避難場所に
避難した後も、さらに高いところへ避難していきました。


結果的に、指定されていた避難場所にも津波が押し寄せ、
全力を尽くしていなければ、釜石でもさらに多くの命が失われていました。


海岸や河口付近にいる時に大きな地震が来たら、
「ここまでは来ない」などと考えてしまわず、
全力で高台を目指していくことが大切です。


ところで、明日11月5日は「津波防災の日」です。


その由来はまた別の機会で記事にしたいと思います。今日はこの辺で!


防災アドバイザー 小野修平

0 件のコメント:

コメントを投稿