「防災は社会を明るくする!」
 ”災害”は、生活の全てに影響を及ぼします。
 ”防災”は、それらの影響を防ぎ、軽減するために行う営みです。
 つまり、”防災”は、生活の全てに対して行います。
 発想を変えれば、”防災”は生活の全てを豊かに、そして、明るくするチャンスを持っているということです。

2015年11月1日日曜日

【災害食レシピ】さんま缶みそ汁



こんにちは。
防災アドバイザーの小野です。


私の研究テーマの一つとして、「災害食レシピ研究」があります。


これは、備蓄しやすい食品を用いて、ライフラインが止まっていても、
栄養バランスの取れた食事をするためのレシピ研究です!


災害時に届く支援物資は、「おにぎり」、「菓子パン」、「カップラーメン」が中心で、
炭水化物塩分に偏った食事になりがちです。


たんぱく質ビタミンミネラルが不足すると身体が不調になるとともに、
運動不足やストレスに晒された生活を続けていれば、病気になる可能性が高くなり、
高齢者などは死に至る可能性だってあります。


そこで、今日から地道に栄養バランスを重視したレシピを順次ご紹介していく予定です!
慣れない栄養価計算に苦労していますが、頑張っていきます…


さて、今回のメニューは、さんまの缶詰で作る「さんま缶みそ汁」です!!



★★材料(1人分)★★

 ・さんまの缶詰(水煮でも煮付でも可!)……2切(約35g)
  ※1缶(200g)に8切程入っていますので、1缶で3~4人分作れます。
 ・みそ……小さじ2
 ・乾燥わかめ……1g(ティースプーン山盛り1杯分)
 ・お湯……150cc


             (※写真は1人分の材料。)



★★作り方★★


(1)お椀に、「さんま」、「みそ」、「乾燥わかめ」を入れる。




(2)「お湯」(150cc)を注ぎ、みそを溶かしながら混ぜる。




できあがり!簡単でしょ!?



★★特徴★★


・お椀の中で調理をするので、調理器具は不要!


・材料は全て備蓄性の高い食品を使用!
 ⇒さんまの缶詰:約10ヶ月間
 ⇒みそ:約5ヶ月間
 ⇒乾燥わかめ:約1年間


・お湯を沸かす環境さえあれば、調理可能!



「水煮」と「煮付」の2種類を試してみましたが、好みは分かれるみたい…


個人的には、「煮付」の方が美味しいと感じたけれど、
「煮付」は調味料を色々と使っているので、塩分などを気にされる方は
「水煮」を使った方が良いですね!


なお、今回はお椀の中でみそ汁を作りましたが、1杯(150cc)の場合、
みそは「小さじ2」が丁度良いお味になりました。


是非、作ってみてくださいね♪







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